ひがし北海道を旅するなら、釧路湿原・阿寒湖・摩周湖をつないで巡る「水のカムイ観光圏」は、道東らしい風景の違いを一度の旅で味わいやすいエリアです。コンセプトは「水のカムイと出会える旅へ」。湿原の広がり、湖の静けさ、火山がつくる地形、温泉、そして土地に根づくアイヌ文化まで、場所を移るごとに旅の表情が変わります。
初めて訪れるなら2泊3日ほどあると回りやすく、車なしなら阿寒湖温泉や川湯温泉など拠点を絞ると動きやすくなります。この記事では、「水のカムイ観光圏」がどんなエリアなのかを整理しながら、見どころ、アクセス、季節ごとの楽しみ方を順を追って紹介します。
水のカムイ観光圏とは?釧路湿原・阿寒湖・摩周湖をつなぐ旅エリア
「水のカムイ観光圏」とは、ひがし北海道に位置する釧路湿原・阿寒湖・摩周湖の3つのエリアを軸にした広域観光エリアです。公式サイト「Untouched Hokkaido」では、この地域をゆっくり周遊・滞在できる旅先として発信しています。
「カムイ」とは、あらゆる自然物に神が宿るというアイヌ文化の考え方に由来する言葉で、「神」を意味します。このエリアは、太平洋の釧路沖で発生した霧が内陸へ流れ込み、雲海や雨、雪、湖、温泉など多彩な水の表情を生む地域として紹介されています。
エリアの骨格を形成しているのは、釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園という2つの国立公園です。前者は日本最大の湿原として知られ、後者は1934年(昭和9年)に指定された、北海道でも歴史のある国立公園です。阿寒摩周国立公園の面積は91,413ヘクタールです。
初めてこのエリアを訪れるなら、「釧路湿原→阿寒湖→摩周湖」の順に回ると景色の変化をつかみやすくなります。湿原の広がりからカルデラ湖の青さへ、さらに霧と静けさに包まれた摩周湖へと移る流れです。3つのエリアは単体でも十分に見ごたえがありますが、続けて巡ると道東の自然が持つ振れ幅が見えてきます。
釧路湿原・阿寒湖・摩周湖の違いは?旅の印象を分ける3つの個性
この3エリアは、景観も体験の種類も、宿泊との相性もかなり異なります。釧路湿原は「広がり」、阿寒湖は「滞在して楽しむ深さ」、摩周湖は「静けさと眺望」。先にこの違いをつかんでおくと、日数や優先順位を決めやすくなります。
釧路湿原は「広がり」を感じるエリア
日本最大の湿原は、約3千年前に形成されたとされ、広大なヨシ・スゲ湿原やハンノキ林が広がっています。全長154kmに及ぶ釧路川が穏やかに蛇行しながら太平洋へ向かう光景は、展望台から見ると地平線まで続く草の海のように映ります。
釧路湿原での過ごし方は、大きく分けると「眺める」と「近づく」の2つです。細岡展望台(別名「大観望」)からは、釧路川の蛇行と湿原、その背後に阿寒山系の山並みが重なる景色を見渡せます。JR釧路湿原駅からは徒歩20分程度、見学は無料です。ガイド付きの釧路湿原カヌーでは、陸路では入りにくい湿原の奥へ進み、水辺に近い目線で景色をたどれます。
特別天然記念物のタンチョウは、冬になるとエリア内に多くの個体が飛来し、観察しやすくなります。夏場は湿原の奥で子育て中の個体が見られることもありますが、いずれにせよカヌーや展望台からの観察が現実的です。
旅の最初にここへ入ると、道東という土地のスケールが伝わってきます。展望台から見える景色の大きさが、その後の旅の印象を決める入口になります。
阿寒湖は「滞在して楽しむ」エリア
阿寒湖は、火山活動によって生まれたカルデラ湖です。湖岸には阿寒湖温泉の温泉街が広がり、北海道内有数のアイヌコタン(集落)が隣接し、遊覧船でマリモを観察できるチュウルイ島があります。日帰りで駆け抜けるより、時間を取って歩きたいエリアです。
阿寒湖のマリモは1952年に特別天然記念物に指定されており、現在、大型の球状マリモ群生地が残る場所として知られています。球状マリモが育つ背景には、湖底の地形や光環境、風や波の動き、湧水など複数の条件が関わるとされています。遊覧船でチュウルイ島に上陸すると、マリモ展示観察センターで観察できます。阿寒湖では直径30cmを超える球状マリモが確認されています。
阿寒湖アイヌコタンは、約120人が暮らす北海道内有数のコタン(集落)です。木彫りや刺繍の民芸品店、飲食店などが集まり、遅い時間まで営業する店もあります。温泉街に泊まると、昼とは違う時間帯の空気も味わいやすくなります。
温泉は、川湯温泉と並んでこのエリアの宿泊拠点として機能しており、阿寒湖温泉に泊まることで翌朝の湖畔散策や夜のアイヌコタン訪問がしやすくなります。車移動でも公共交通でも、阿寒湖を起点に組むと無理のない旅程を作りやすいです。
摩周湖は「静けさと眺望」が印象に残るエリア
摩周湖はアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、世界有数の透明度で知られるカルデラ湖です。周囲は約20km、最大水深は212m。流入河川や流出河川がない湖としても知られています。深い青色は「摩周ブルー」と呼ばれ、風のない晴天時には湖面の色がいっそう際立ちます。
湖畔に降りることはできないため、摩周湖は展望台から眺めるのが基本です。摩周第一展望台は設備が整い公共交通でもアクセスしやすく、摩周第三展望台は標高670mと高い位置にあります。第三展望台からは摩周湖に加え、天候が良ければ屈斜路湖や硫黄山方面まで見渡せます。
霧の日でも、「霧の摩周湖」として成立する眺めがあります。白く覆われた湖面と外輪山の輪郭だけが見える景色は、晴天時の摩周ブルーとはまったく違う印象を持ちます。どちらの表情も、この湖の個性です。
霧の日でも、「霧の摩周湖」として記憶に残る景色があります。白く覆われた湖面と外輪山の輪郭だけが見える眺めは、晴天時の摩周ブルーとは別の印象を残します。
釧路湿原の見どころは?道東観光の入口で出会う大きなスケール
釧路市湿原展望台は、釧路市街地から比較的アクセスしやすい展望台で、入館料は一般・大学生480円です。隣接する木道を歩くと約1時間で一周でき、途中のサテライト展望台からも湿原を見渡せます。木道沿いには季節ごとに湿原植物が見られ、展示施設では釧路湿原の生態系も学べます。
細岡展望台は、蛇行する釧路川と湿原の全景を遠くまで見渡せる東側の展望台です。無料で立ち寄ることができ、JR釧路湿原駅から徒歩20分程度、または車でアクセスできます。夕景のスポットとしても知られています。
釧路湿原カヌーは、ガイド付きで釧路川を下る体験です。ツアーによっては塘路湖から細岡カヌーポートまでの約9kmのコースが組まれており、陸からは入りにくい湿原の奥を水面からたどれます。料金や催行条件は事業者ごとに異なるため、予約時に確認しておくと安心です。
展望台から見えていた風景の中へ自分が入っていくような感覚は、カヌーならではです。川面の高さから見る湿原は、展望台から受ける印象とはかなり違って見えます。
阿寒湖で楽しみたいことは?マリモ・アイヌ文化・温泉がそろう滞在型エリア
阿寒湖が他のエリアと違うのは、「文化を体験できる場所」としての厚みがある点です。景色を眺めるだけで終わらず、アイヌ文化がいまも生活と結びついていることに触れられます。
阿寒湖アイヌコタンは、釧路市阿寒湖温泉街の一角に位置する、道内最大級のアイヌ民族の集落です。入場料はなく、自由に入ることができます。坂を挟んで木彫り・刺繍の民芸品店が立ち並び、職人が実際に木を彫る音が聞こえる商店街としての側面と、文化を発信する観光拠点としての側面が共存しています。
コタン内にある「阿寒湖アイヌシアター イコロ」は、アイヌ文化専用の屋内劇場です。「イコロ」はアイヌ語で「宝」を意味します。アイヌ古式舞踊は大人1,500円、「阿寒ユーカラ ロストカムイ」は大人2,200円で上演されています。
アイヌ料理も、阿寒湖ならではの体験のひとつです。コタン内の飲食店では、ジャガイモを自然発酵させた「ポッチェイモ」や山菜、鹿肉を使った料理が提供されています。
阿寒湖温泉に泊まると、夜のコタン散策とイコロの公演を組み合わせやすくなります。遅い時間まで営業する店もあるため、日帰りよりも滞在型で楽しみやすい場所です。
摩周湖はなぜ特別?静かな湖と展望台から感じるひがし北海道の奥行き
摩周湖は、遠くから眺めること自体が体験になる湖です。湖畔へ降りられないからこそ、外輪山に囲まれた輪郭や湖面の色が強く印象に残ります。
摩周第一展望台は、レストハウスや売店が整備された拠点的な展望台です。普通車の駐車料金は500円で、硫黄山駐車場との共通券になっています。JR摩周駅からは期間限定でバスが運行されることがあります。
摩周第三展望台は、川湯温泉から車で約20分。標高670mに位置し、摩周湖に浮かぶカムイシュ島(中島)を近くに望めます。駐車スペースは10台ほどで無料です。トイレや売店はないため、川湯温泉側で準備を整えてから向かうと回りやすくなります。冬季は道路が通行止めになります。
霧の日の摩周湖には、晴れた日とは別の静けさがあります。白く覆われた湖面と外輪山の輪郭だけが浮かぶ景色は、「摩周ブルー」とはまったく違う印象です。霧に包まれた場合は、そのまま弟子屈・川湯温泉方面へ回して、硫黄山や屈斜路湖の砂湯と組み合わせる流れも取りやすいです。
摩周湖の雲海については次のセクションで詳しく触れます。
雨や霧の日でも楽しめる?天気に左右されにくい回り方
道東は天候の変化が大きく、特に夏は太平洋側から流れ込む霧の影響を受けやすい地域です。天候を完全に読み切るのは難しいものの、エリアごとの特徴を知っておくと組み立て直しはしやすくなります。
霧の日の摩周湖は外れではない
摩周湖が霧に覆われていても、展望台に立つこと自体は意味があります。霧の中では湖の輪郭が消え、外輪山だけが浮かぶ幻想的な眺めになります。むしろ「霧の摩周湖」を見たいと計画して訪れる旅行者もいます。
ただし、霧が濃い日に第三展望台の雲海や第一展望台の摩周ブルーを期待して訪れると、湖面が見えないことがあります。近年の現地公表データでも、季節や時間帯によって見え方に差があるため、見通しは当日の天候次第と考えておくのが無難です。
展望台から霧の摩周湖を見た後は、弟子屈・川湯温泉方面に移動しやすい立地なので、硫黄山(川湯温泉街から約3km)や屈斜路湖の砂湯へ足を伸ばす流れを作りやすいです。
雨の日は阿寒湖周辺を中心に組み立てやすい
阿寒湖は、アイヌコタンやイコロ、温泉といった屋内や滞在型の要素があるため、天候の影響を受けにくいエリアです。遊覧船は運行状況を確認したいところですが、コタン散策やイコロの鑑賞は天候が崩れても組み込みやすいです。
雨の日は、午前にコタンを歩き、午後にイコロの公演を見て、夜は温泉で過ごす流れが組みやすくなります。外の景色だけに頼らず一日を作れるのは阿寒湖の強みです。
釧路湿原は天候と体験内容で印象が変わる
釧路湿原は、展望台中心にするかカヌーや木道散策を入れるかで、天候の影響度が変わります。展望台であれば雨でも景色は見えますが、カヌーや木道散策は天候によって体験の質が落ちる場合があります。
逆に、曇りや霧の日の湿原は静かで、動物の観察がしやすくなることもあります。タンチョウやエゾシカは、天気がよすぎる日よりも曇りの朝に姿を見やすいという話もあります。釧路湿原は展望台を軸に天候に応じて内容を調整しやすく、半日から1日で組みやすいエリアです。
春夏秋冬でどう違う?水のカムイ観光圏の季節ごとの楽しみ方
このエリアは四季で旅の性格が大きく変わります。夏と冬では、同じ場所を回っても旅の印象がかなり違ってきます。
春〜夏
5月から8月は、湿原の緑が濃く、阿寒湖の青さが際立ち、湖や湿原の表情が最もはっきりと見える時期です。釧路湿原では4月下旬から「くしろ湿原ノロッコ号」の運行が始まり、釧路駅から塘路駅まで湿原沿いをゆっくり走る観光列車として人気があります。カヌー体験も春から秋まで催行されており、初訪問でさまざまな体験を組み合わせたい人には、この時期が回りやすいです。
摩周湖の雲海は、6月から9月がシーズンです。早朝(明け方から午前9時頃まで)に第三展望台へ向かうと、条件次第で霧が雲海に変わる瞬間に立ち会えます。さらに運がよければ、摩周湖と屈斜路湖の両方が雲海で埋まる「ダブル雲海」に出会えることがあります。川湯温泉に前泊しておくと、早朝の第三展望台へのアクセスが現実的になります。
阿寒湖のヒメマスは、阿寒湖やチミケップ湖が原産地として知られる魚です。春から夏にかけて扱う店もあり、時期が合えば地元の味として楽しめます。提供時期や入荷状況は店舗ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
秋
9月から10月は空気が澄み始め、展望台からの見え方が安定しやすい時期です。釧路湿原では草紅葉が始まり、阿寒湖周辺では紅葉が進みます。
観光客が夏のピークを過ぎて落ち着き始めるため、展望台や遊覧船でゆっくり過ごしやすくなります。写真を撮ることが旅の目的の一つになっている人には、秋の澄んだ光は好条件です。摩周湖の雲海は10月前後まで発生することがあり、9月に川湯温泉から狙うのも現実的です。
冬
1月から3月は、このエリアが道東らしさを最も色濃く出す季節です。釧路湿原では「SL冬の湿原号」が1月から3月にかけて釧路駅から標茶駅間を運行し、雪の湿原を蒸気機関車で旅する体験ができます。車窓からタンチョウやオジロワシを見かけることもあります。
阿寒湖では、湖上にできる氷の花「フロストフラワー」や結氷した湖面でのアクティビティが楽しめます。阿寒湖温泉の温泉宿に泊まって雪景色を眺めるという過ごし方も、冬ならではの楽しみです。釧路湿原カヌーは冬でも一部ツアーが催行されており、湿原に雪が積もる中を川下りするという体験も提供されています。
摩周湖周辺では、冬になると第三展望台への道が通行止めになりますが、第一展望台は通年利用できます。川湯温泉では硫黄の香りが漂う強酸性の温泉を楽しめます。雪と温泉を旅の主役にしたい人には、冬の弟子屈・川湯温泉を拠点にした旅が向いています。
水のカムイ観光圏で味わいたいグルメは?湖・海・内陸で違う道東の食
このエリアでは、場所を移るごとに食の雰囲気も変わります。景色だけでなく、食の違いも旅の記憶に残りやすい地域です。
釧路はグルメ面でも道東の玄関口として機能しており、「炉端焼き」の発祥地として知られています(諸説ありますが、釧路発祥の説が広く語られています)。囲炉裏を囲んで熟練の焼き手が新鮮な魚介を炭火で焼く様子は、この土地の食文化を体現しています。ホッケやサンマ、近海の牡蠣やエビなど、釧路港で水揚げされる魚介を素材本来の味で食べられます。夏季限定でオープンする「岸壁炉ばた」は港を眺めながら食べるスタイルで、旅の夕食として印象に残りやすいです。
阿寒湖エリアでは、ヒメマスが代表的な食材の一つです。阿寒湖とチミケップ湖が原産地として知られ、春から夏にかけてメニューに並ぶことがあります。また、わかさぎの佃煮なども阿寒湖エリアのお土産として見かけます。
アイヌコタンでは、鹿肉・山菜・ポッチェイモ(自然発酵させたジャガイモ料理)といったアイヌ料理を提供する店があります。観光地のグルメとしてではなく、文化体験の延長として食べることができるのが、コタン内の食事の特徴です。
弟子屈・摩周エリアでは、「摩周メロン」が特産品として知られています。酪農が盛んな地域でもあるため、地元の乳製品を使ったグルメとあわせて楽しめます。
アクセスを解説。車・公共交通で変わる回り方
水のカムイ観光圏は、移動手段によって旅の組み立て方が大きく変わります。車なら立ち寄り先の幅が広がり、公共交通なら拠点選びが重要になります。
車で回る場合
釧路湿原・阿寒湖・摩周湖の3エリアをひとつの旅で結ぶには、レンタカーが最も融通が利きます。釧路市内から阿寒湖までは国道240号線経由で約75km・100分程度、阿寒湖から摩周湖第一展望台方面は1時間前後で移動できます。
展望台の多くは公共交通が限られているため、細岡展望台・コッタロ湿原展望台・摩周第三展望台などを自分のペースで回りたい場合は車が便利です。なお、摩周第一展望台の駐車場は有料ですが、それ以外は無料で使える場所も多く、2泊3日の旅程にも組み込みやすいです。
エゾシカの飛び出しには注意が必要で、特に早朝・夕方の移動では速度を抑えることが大切です。
公共交通で回る場合
公共交通だけで3エリアすべてを自由に回ることは難しいですが、拠点を絞って計画すれば十分楽しめます。
釧路駅から阿寒湖温泉へは、阿寒バスの路線バスで約1時間50分です。釧路空港から阿寒湖温泉へはエアポートライナーで約65分のアクセスがあります。摩周湖へはJR釧網本線で摩周駅まで行き、季節運行のバスなどを組み合わせて向かう形になります。
釧路駅を起点に阿寒バスの観光バス「ピリカ号」を利用すると、摩周湖・硫黄山・屈斜路湖・阿寒湖を1日で巡る周遊が可能です。冬は「ホワイトピリカ号」が運行されています。
どこを拠点にすると回りやすい?
釧路はJR・バス・飛行機が集まる道東の交通拠点です。公共交通で動く場合は出発点にしやすく、阿寒湖温泉は滞在型の拠点、川湯温泉は摩周湖方面の早朝行動に向く拠点として考えると組み立てやすくなります。
阿寒湖温泉は、湖・コタン・温泉がひとつの場所に集まっているため、車でも公共交通でも滞在型の旅に向いています。
川湯温泉は、摩周湖・硫黄山・屈斜路湖へのアクセス拠点として機能します。早朝に摩周第三展望台の雲海を狙う場合、川湯温泉に前泊しておくと車で20分の距離なので現実的です。
1泊2日・2泊3日のモデルコース|初めてでも回りやすいおすすめルート
1泊2日モデルコース
1泊2日では、3エリアすべてを詰め込もうとすると移動が多くなりすぎます。「どの体験を旅の軸にするか」を決めて、2エリアまでに絞るのが現実的です。
釧路湿原+阿寒湖の組み合わせなら、1日目に釧路湿原の展望台とカヌー体験、夜に阿寒湖温泉へ移動して宿泊。2日目に阿寒湖アイヌコタンとイコロ鑑賞、遊覧船でマリモ観察という流れが作りやすいです。
阿寒湖+摩周湖の組み合わせなら、1日目に阿寒湖(コタン散策・温泉・イコロ)に宿泊し、2日目に摩周湖展望台・硫黄山・弟子屈方面へ回る構成になります。川湯温泉に泊まって早朝に摩周第三展望台の雲海を見るという計画も1泊2日で成立します。
景色の変化より、温泉や文化体験を旅の中心にしたい人は阿寒湖を軸にした1泊2日が向いています。
2泊3日モデルコース
水のカムイ観光圏を一通り体感するなら、2泊3日が最も旅程を組みやすいです。
1日目は釧路到着後に釧路湿原へ向かい、展望台や木道散策を組み込みます。夜は釧路市内に泊まり、炉端焼きで道東の海鮮を楽しむ流れです。
2日目は阿寒湖へ移動します。午前に遊覧船でマリモを見て、午後はコタンを歩き、夜はイコロの公演へ。阿寒湖温泉に泊まると、この日の流れがきれいにつながります。
3日目は摩周湖・弟子屈・川湯温泉方面へ。摩周第一展望台と硫黄山を巡るルートでもまとまりますし、早起きできるなら摩周第三展望台で雲海を狙う組み方もあります。
この流れにすると、「景色の変化」「文化」「温泉」が一つの旅としてつながります。
こんな人におすすめ|水のカムイ観光圏が向いている旅のスタイル
水のカムイ観光圏は、観光スポットを次々に消化するより、場所ごとの空気の違いをゆっくり感じたい旅と相性のいいエリアです。
展望台で長く景色を見たい人、湿原の木道を急がず歩きたい人、温泉も食も旅の大事な要素にしたい人には組み立てやすいルートです。
アイヌ文化にも触れたいなら、阿寒湖アイヌコタンとイコロは外せません。展示を見るだけではなく、いまも人が暮らし、文化が続いている場所として立ち寄れるのが大きな違いです。
まとめ|水のカムイ観光圏はどう回る?釧路湿原・阿寒湖・摩周湖をつないで、ひがし北海道の魅力を味わう
水のカムイ観光圏は、釧路湿原・阿寒湖・摩周湖という個性の異なる3エリアを、一つの流れで味わえる道東の周遊エリアです。湿原の広さ、マリモとアイヌ文化が息づく湖、霧と青に包まれたカルデラ湖という違いが、旅を進めるごとに立ち上がってきます。
車なら3エリアを自分のペースで結びやすく、公共交通なら拠点を決めて回る形が現実的です。1泊2日なら2エリア、2泊3日なら3エリアを視野に入れると無理が出にくくなります。
旅のスタイルに合わせて、モデルコースを自分なりに組み替えてみてください。
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