日本伝統を継承する「あめ細工 吉原」の技法を紹介する動画について
藤巻百貨店が制作した『「あめ細工 吉原」の飴細工ができるまで』は、東京都文京区にある「あめ細工 吉原 千駄木本店」の職人が招き猫をつくる工程を実演する動画です。
こちらは4分ほどの動画で、「日本伝統の「あめ細工」はどんな風に作られるの?」「日本伝統文化の「あめ細工」の歴史や文化について詳しく知りたい!」という方にオススメとなっています。
この記事では、日本で江戸時代から大道芸として親しまれてきたあめ細工の歴史と文化について紹介するほか、動画に沿って、招き猫が匠の技により完成するまでの工程を説明していきます。
動画で紹介されている東京文京区にある飴細工工房の「あめ細工 吉原」は、世界中で人気で外国人にも注目されており、お店では実演販売をしているほか体験も可能です。
日本伝統のあめ細工の起源は江戸時代から
写真:飴細工
あめ細工は江戸時代の書物にその姿が残されていることから、江戸時代にはすでにあったと考えられています。
それから現代まで、お祭りの屋台や縁日やイベントなどで、縁起物の動物や植物を飴でつくりあげる実演販売がおこなわれ、子どもを中心に楽しまれてきた伝統があります。
東京下町にある飴細工の店「あめ細工 吉原」は、日本の伝統工芸として技術を継承するだけでなく、細工菓子として味にもこだわり高い評価を受けています。
日本の伝統工芸「あめ細工」の招き猫の作り方
あめ細工の生産は全て職人の手仕事により作られています。
1、 原料・材料である飴を熱してやわらかくなったところで、よく練ることで飴に空気の層が入っていきツヤを出します。(動画0:05~)
2、 飴が白くなったら、シワを取り、丸くして棒につけてから形作りがスタート。(動画0:56~)
3、 手や握りハサミをつかい耳や鼻、尻尾や招き猫の特徴である腕を作ります。
飴が冷えて固まる3分以内に招き猫の形を作る必要があります。(動画1:12~)
4、装飾品のハートをバナーで溶かして付けます。(動画2:06~)
5、最後に顔を描く色付けをおこないます。(動画2:43~)
6、完成になります。(動画3:53~)
日本の伝統を継承する「あめ細工 吉原」の情報
飴細工の店「あめ細工 吉原」は、日本で初めてあめ細工を実演販売する常設店として2008年にオープンしました。
通販もおこなっており、人気の種類のウサギやパンダ、フクロウ、柴犬などデザインの飴を購入することができます。
価格はミニサイズで700~1000円ほどですので、ちょっとしたプレゼント、ギフト、お土産にもぴったりです。
オーダーメイド制作や、出張実演販売も行っています。
また、「あめ細工 吉原 ワークショップ谷中店」では体験ワークショップもおこなっており、1時間で3本のあめ細工を作り、持ち帰ることができます。
日本の伝統工芸を継承する「あめ細工 吉原」の実演の魅力まとめ
動画の実演では、職人が説明しながら、芸術品・美術品と言えるような作品の「招き猫」を仕上げていきます。
実演販売ではこういった会話も楽しみのひとつです。
こちらの動画では4分ほどで、招き猫ができあがるまでの工程を解説付きで知ることができるので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
◆あめ細工 吉原 千駄木本店 店舗概要情報紹介◆
【住所】〒113-0022 東京都文京区千駄木1丁目23-5 巴ビル1F
【交通アクセス】東京メトロ千代田線 千駄木駅より徒歩3分
【営業時間】平日 13:00~18:00(実演販売は17:00まで)、土日祝 10:00~18:00(実演販売は17:00まで)
【定休日】火曜日(祝日は営業)
【駐車場】無し。近隣にコインパーキングあり。
【電話番号】03-6323-3319
【公式ホームページ】あめ細工吉原
https://ame-yoshihara.com/
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