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トップ剣士が剣道について何を語る?

日本でもトップの剣士である鷹見由紀子さんが剣道について語られている『KENDO - Yukiko Takami/Interview - IS JAPAN COOL? DOU(剣道 - 鷹見 由紀子)』という動画を元に、日本を代表する武道の一つである剣道について紹介をさせて頂きます。
女性剣士は剣道への思いをどのように語っているのか?

鷹見由紀子さんについて

鷹見 由紀子さんの画像
画像引用 :YouTube screenshot

鷹見由紀子さんとは、世界選手権の個人・団体の両方で優勝経験を持つ、誰もが認める日本でもトップの剣道の選手の方で、この動画で剣道について語られているご本人です。

日本に古くから伝わる武道の一つである剣道について

剣道とは、日本が誇る武道の一つであり、剣道着を着用し、面・小手・胴の剣道具(防具)を身に着け、竹刀を用いて1対1で打突をし合う競技です。

剣道は古くにある日本刀による真剣勝負の発展形であり、直接的な起源は江戸時代後期に発達した古武道剣術の防具着用の竹刀稽古と言われており、幕末には流派を超えて広く試合が行われるようになりました。
現在の試合では柔道などの他の武道のように団体戦・個人戦があるのが特徴です。

試合に勝つという単純な強さだけではなく、日々の稽古や試合を通して、精神・技術・体格の「心技体」を鍛錬し、より良い人間形成を目指す武道です。
段位の昇格も単純に強さだけを求められるものではありません。
現在の日本国内における剣道の競技人口は約170万となっており、柔道の約16万人の10倍以上の数字となっています。

剣道の画像
写真:剣道

歴史のある武道である剣道も、伝統文化として学校にて部活動の一つになっており、多くの子供達が練習に励んでいます。
全国各地に剣道場・剣道教室も無数にあり、日本の和の心・礼儀作法も学べると多くの方が稽古に励んでいます。

大会も開かれていることから、どうしても勝ち負けの結果に拘ってしまい、鷹見由紀子さんも動画内でその時期があったと語られています。

しかし、結果よりも過程に意味があるのが剣道という武道であり、相手をしっかりと敬い、己を人間としても成長させることが重要視されています。

相手がいることが前提となる武道であり競技である剣道は、勝ち負けよりもまずは相手を敬う姿勢を重視されていると、動画内の3:45過ぎより念を押すように語られています。

礼に始まり礼に終わる武道である剣道

剣道 礼の画像
写真:剣道

剣道は、武道の中でも生涯続けられる競技というのが最大の魅力ではあり、他の武道とは違い、力や速さではなく、自身の心一つで相手と競い合うことが出来るのが、その魅力に繋がっているのではないかと鷹見由紀子さんも動画にて語られています。

相手が居てこそ成り立つのが武道なので、常に相手を敬う姿勢を剣道を通して学ぶことが出来ます。

修行をする場である道場への礼、そして安全に修行を終えられるように神棚への礼をすることが習わしによって、日々の修行においても相手を敬う姿勢を養うことが出来ます。

トップ剣士の剣道への思いまとめ

今回は、日本のトップの剣士が剣道についての思いを語られている動画について紹介をさせて頂きました。

剣道という武道の歴史と、込められた思いの深さが理解出来る動画となっています。

この他にも、剣道における技やルールについても詳しく鷹見由紀子さんの口から語られていますので、ぜひご覧頂けると幸いです。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味
日本が誇る剣道という武道には”和の心”が古くから受け継がれてきた。トップ女剣士の鷹見由紀子が語る剣道への思いとその歴史について
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