薙刀(なぎなた)の強豪校を紹介している動画について
「tokyo」が制作した、「都立富士高校薙刀部 全国大会出場を賭けた闘いに密着!」は、人気漫画「あさひなぐ」のモデルとなった都立富士高校薙刀部を紹介した動画です。
薙刀部の部員である女子高校生が日本に古くから伝わる「なぎなた」にかける思いや魅力を語っている、必見の動画となっています。
この記事では、薙刀(なぎなた)のルールや魅力・歴史を紹介していきます。
なぎなたとは?
なぎなたは、全日本なぎなた連盟がなぎなたの流派を統合し競技化した武道です。
日本の武具の一種である薙刀を模した競技用なぎなたを使い、試合を行います。
白い稽古着に紺色の袴で、剣道の防具に似ている用具を身に着け競技をします。
基本の構えは5種類あり、この構えを駆使して試合を組み立てます。
体捌きと呼ばれる足の動きも様々あり、足を使って攻撃や防御に備えてきます。
なぎなたの競技人口は女子高校生で約1,500人います。
主に女性の競技者が多いのですが、現在では男性女性問わず、様々な年齢層で人気が出てきています。
世界的に競技人口が増えており、世界大会も開催されています。
なぎなたの初心者教室や修行・練習のできる道場は数多くあるので、気になる方はチェックしてみましょう!
なぎなたには剣道や柔道と同様に段・級・称号の段位資格が与えられています。
薙刀(なぎなた)の歴史
写真:薙刀の試合
なぎなたは日本を代表する武道のひとつです。
女性の武道のイメージがありますが、男子の競技者も存在します。
薙刀は鎌倉時代から室町時代にかけて、主要な武器として使われていました。
戦国時代になってから槍・刀剣・日本刀が多く使われるようになり、薙刀が戦場で使われることがなくなりました。
ただ、江戸時代になると女薙刀が発展し、女性の護身術として人気になります。
動画で紹介されている漫画「あさひなぐ」のモデルとなった都立富士高校薙刀部
都立富士高校薙刀部は、人気漫画「あさひなぐ」のモデルとなったなぎなたの強豪校です。
「あさひなぐ」の影響や、強さに憧れて入部した高校生が一生懸命なぎなたに打ち込んでいます。
こちらの動画では0:09から部員へのインタビュー、そして2:51からは第13回全国高等学校なぎなた選抜大会東京都予選会の様子をご覧になることができます。
全国高等学校なぎなた選抜大会は夏のインターハイと並んで、2大ビッグタイトルのうちのひとつです。
毎年3月に伊丹市伊丹スポーツセンターで開催され、白熱した試合が行われています。
薙刀団体戦では先鋒、中堅、大将の3人でチームを組み、星取り戦形式で戦います。
それぞれの試合では、決められた時間内で二本先取すれば勝利です。
時間切れとなった場合は、一本取っている選手が勝利。
両選手が一本ずつ取っている場合は、引き分けとなります。
全国高等学校なぎなた選抜大会では、7校22チームのトーナメント戦で競われ、優勝チームには全国大会出場権が与えられます。
動画では都立富士高校のAチームは準決勝まで進むが、準決勝では3選手とも引き分けとなり、代表者戦となります。
ここで都立富士高校は判定負けとなり全国大会への切符を逃しました。
この白熱した戦いは準決勝の模様は動画の5:18よりご覧になれます。
薙刀(なぎなた)の強豪校を紹介している動画の記事のまとめ
「tokyo」が公開した、「都立富士高校薙刀部 全国大会出場を賭けた闘いに密着!」は、女子高校生がなぎなたに一生懸命打ち込んでいる様子を紹介している動画です。
なぎなたの魅力やかっこよさが伝わってくる動画で、あさひなぐのファンの方や日本の武道に興味がある方は必見です。
この動画を見てなぎなたの魅力を存分に感じてください!
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