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日本の伝統文化「ねぶた師」を受け継ぐ若者の姿に胸熱!日本屈指の人気お祭りは「ねぶた」を愛する多くの人達により開催されていた。
ねぶた師とは?
今回紹介する動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#003 ねぶた師 立田 健太 | 明日への扉 by アットホーム」です。
この動画は有名な青森県のねぶた祭で主役となる街を練り歩く巨大な山車「ねぶた」を製作する職人を紹介します。
古来日本では年中行事の一つとして旧暦7月7日を祝う七夕行事が行われてきました。
青森県で行われる「ねぶた祭」や「ねぷた祭」もこの七夕行事として行われてきました。
ところで、「ねぶた」と」「ねぷた」の違いは?という疑問を持つ方多いですよね?
最大の違いはねぶた祭では武者絵が描かれた立体的でダイナミックな造形の「人形型」山車が登場するのに対し、ねぷたは平面的な山車であるということ。
また、ねぶた祭は青森市、ねぷたは弘前市をはじめとする津軽地域で行われているという違いがあります。
ねぶたを作成する職人はいつしか専門化され、「ねぶた師」と呼ばれるようになりました。
ねぶた祭の歴史
現在、ねぶた祭は重要無形民俗文化財に指定されています。
ねぶた(ねぷた)の意味は漢字で表現すると「眠た」となります。
江戸時代には各地で夏場の眠気をさますために「眠り流し」というお祭りが行われていました。
仙台の七夕祭りや秋田の竿燈祭り、福島の眠り流しなどと同じ起源を持つお祭りです。
江戸時代の青森県は南部藩と弘前藩(津軽藩)に分かれていました。
南部では眠いことを「ねぶたい」、弘前では「ねぷたい」と言っていたことでねぶた祭とねぷた祭というように区別して呼ばれるようになったとされています。
ねぶたの作り方
ねぶたに描かれるのは日本に伝わる伝統的な神話や民話を題材とした武者絵です。
勧善懲悪で鬼や悪い霊獣を倒す決定的瞬間が使われるのが特徴的です。
こちらの動画では5:16より、14歳の時にねぶた師「内山龍星」産に弟子入りした若きねぶた職人「立田健太」によるねぶたの制作工程をご覧になることができます。
ここではねぶた師の仕事の内容を紹介していきます。
・ねぶたの作り方その1, 題材と下絵
下絵はねぶたの設計図です。
・ねぶたの作り方その2, 小屋がけ
ねぶたを制作用小屋を作ります。
木材を使った細部の下ごしらえ、針金を使った骨組み、彩色、完成したねぶたの保管などが目的です。
・ねぶたの作り方その3, 電気配線(照明)
ねぶた祭は夜のお祭りなので、山車内部には夜空に武者絵が映えるように電球を配置していきます。
・ねぶたの作り方その4, 紙はり
完成した骨組みに和紙を貼り付けていきます。
ここまできたら全体像が少しずつはっきりしてきます。
・ねぶたの作り方その5, 書割(墨書き)
墨で貼り付けた紙に武者絵のアウトラインを描いていきます。
これはとても重要な作業で、昔から書割はねぶた師にしかできない作業とされています。
・ねぶたの作り方その6, ろう書き
パラフィンを溶かした特殊な材料を使います。
パラフィンを塗ったところは紙が透けて明るくなります。
・ねぶたの作り方その7, 色付け(彩色)
残った紙に色を塗っていきます。
・ねぶたの作り方その8, 台上げ
完成したねぶたを車付きの台に乗せます。
大人数(50人前後)で作品を慎重に外に出します。
動画では8:00より、この台上げの時に失敗して、修復するというハプニングが発生し、冷や冷やさせられます。
長い間受け継がれてきたねぶた師の育成問題
ねぶたの制作はもともと町内会などの運行団体が行ってきました。
町内会の手先が器用な人が仕事をそっちのけでねぶた製作に熱中していたので、このようなねぶた名人を「ねぷたこへ」と呼んできました。
しかし、ねぶた祭が世界規模で知られる日本の祭りとなり、次第にねぶた製作技術も高度化していったことを受け、ねぶた製作者は固定化し、プロのねぶた師が誕生します。
ねぶた祭は勇壮なねぶたの披露と同時にお囃子に合わせてぴょんぴょん飛び跳ねるハネトたちが街を練り歩くお祭りですが、ねぶたの優劣を競う品評会でもあります。
優秀なねぶた作品を制作したねぶた師は「名人」として表彰され、その名誉を称えられます。
青森県の人気イベント「ねぶた祭り」の紹介まとめ
ねぶた師の仕事は楽ではありません。
今回の動画に登場したねぶた師「立田健太」さんも、お金の工面に四苦八苦している様子が紹介されています。
なによりもねぶたが好きという熱意がなければなれない仕事と言えるでしょう。
ねぶた師のような裏方さんがいて、初めてあの勇壮で豪華絢爛なねぶた祭が開催されるということを知っていただきたいと思います。
また、ねぶた祭ではミスねぶたを選ぶミスコンも同時に行われます。
ミスねぶたを受賞した女性はねぶた祭の期間中ねぶたを先導するなどお祭りに花を添えます。
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