迎賓館赤坂離宮の本館内部と歴史を堪能できる動画の紹介
こちらの「毎日新聞」が2017年に制作した『迎賓館赤坂離宮: 今年で創建108年 本館内を歩く』は、迎賓館赤坂離宮本館の内部撮影や、これまで迎賓館で行った主要国の首脳会議などを紹介する動画です。
迎賓館赤坂離宮は内閣府の施設で、国宝にも指定されている息をのむような豪華な近代洋風建築です。
この記事では、迎賓館赤坂離宮の施設についてご紹介します。
動画では、迎賓館赤坂離宮の西洋の宮殿建築と日本建築が混ざり合った独特な建築意匠をたっぷりと紹介しています。
美しく荘厳な雰囲気に、実物を見てみたいときっと思われることでしょう。
迎賓館赤坂離宮とは
迎賓館赤坂離宮は、東宮御所として明治42年に建設された日本で唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。
明治の文明開化、国威発揚を目指して造られました。
戦後に国の迎賓施設として「昭和の大改修」を行い、1974年に迎賓館として開館しました。
迎賓館赤坂離宮の住所は東京都港区赤坂で、交通アクセスはJR中央線・東京メトロ丸の内線「四ツ谷駅」から徒歩7分。周辺には有料駐車場もあります。
迎賓館赤坂離宮本館は一般開放されており、予約なしで見学することができます(要参観料)。
また、迎賓館赤坂離宮の前庭のガーデンカフェにて、3段のトレイにサンドイッチやスコーン、スイーツと紅茶の「アフタヌーンティー」をいただくことができます。
アフタヌーンティーやランチ、カフェが目的の方は庭園の参観料金が別途必要となります。
動画で紹介されている迎賓館赤坂離宮本館
動画では冒頭より、迎賓館赤坂離宮本館の外観が紹介されています。
動画の0:13より、正面玄関から室内に入り中央階段を上がります。
2階大ホールは、金箔で彩られたアーチの天井やシャンデリアが絢爛豪華。
動画の0:55からは謡曲「羽衣」の景趣を描いた大絵画が天井に描かれている「羽衣の間」が紹介されています。
「羽衣の間」では1986年に第12回先進国首脳会議(東京サミット)の最後の全体会議が行われました。
こちらは動画の1:19より紹介されています。
動画の1:31からご覧になれる金箔石膏貼りの伝統的な鎧武者などの和の要素のレリーフが印象的な「彩鸞の間」では、1993年にボリス・エリツィン・ロシア大統領と細川護熙元首相の首脳会談が行われました。
「花鳥の間」は花や鳥を七宝焼きで描いた額が展示されています。
また「東の間」や「西玄関」、「朝日の間」なども是非見学したいスポットです。
動画の国宝級の工芸品や絵画などで装飾された館内のすばらしさに息をのむことでしょう。
見学時間は本館、主庭、前庭を周って1時間ほどとなっています。
迎賓館赤坂離宮では特別展が開催されることもあります。
迎賓館赤坂離宮では、1964年の東京オリンピックの組織委員会事務局が設置されていたことから「迎賓館赤坂離宮特別展~1964年東京オリンピックがつくられた場所~(歴史と写真展)」も開催されました。
迎賓館赤坂離宮の紹介まとめ
写真:赤坂迎賓館前庭
こちらの『迎賓館赤坂離宮: 今年で創建108年 本館内を歩く』は、迎賓館赤坂離宮の非日常感あふれる豪華な館内を紹介しています。
近代日本芸術であり、ヨーロッパの宮殿のような迎賓館赤坂離宮には本館以外に和風別館もあり、こちらの見学には事前予約が必要です。
公開日や参観料金については公式ホームページでご確認ください。
世界各国の国王や大統領を迎えた華やかな日本外交の舞台を堪能したい方は、こちらの動画をぜひご覧ください。
海外の宮殿のような迎賓館赤坂離宮の前で結婚式写真を撮影するのも人気があります。
旅行会社では迎賓館赤坂離宮ツアーもありますので、こちらに参加してみるのも良いでしょう。
◆迎賓館赤坂離宮 施設概要紹介◆
【住所】〒107-0051 東京都港区元赤坂2丁目1-1
【交通アクセス】中央線・総武線「四ッ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分
【入館料金(入場料)】大人1,500円、中高生700円(2020年4月時点)
【営業時間】10:00~17:00
【休館日】水曜日
【駐車場】無し
【電話番号】03-3478-1111
【公式ホームページ】迎賓館赤坂離宮 | 内閣府
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/
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