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裏千家の薄茶や菓子の作法を動画で見てみよう!

こちらは「香江茶室」が公開した動画「【裏千家茶道】お菓子と薄茶のいただき方」です。

日本伝統の茶道裏千家では、濃茶のときは主菓子、薄茶では干菓子をいただくという作法があります。
この動画を見ながら、裏千家の薄茶やお菓子の作法をチェックしていきましょう。

裏千家茶道で薄茶やお菓子をいただくときの作法とは?

お抹茶と和菓子の画像
写真:お抹茶と和菓子

亭主からお茶を出されたら、正客は次客に「お先に」とおじぎしたのち、茶碗を膝の前に置き「お点前ちょうだいします」と挨拶します。
こちらは動画の0:06よりご覧になることができます。

続いて茶碗を左手に乗せて右手をそえて、茶碗を手前に2度まわしてからいただきます。
最後のひとくちは音をたてて吸いきり、人差し指と親指で飲み口を清め、さらに指先を懐紙で清めます。
その後、畳の縁外(へりそと)に茶碗を置き、両手をついて茶碗を戻します。

菓子器に盛られた干菓子は1種類ずつ手で取り、一礼していただきます。
2種類の干菓子があるときには向こう側のものを先に、手前側をあとに取るのが正しい作法です。
干菓子を食べる様子は動画の0:16よりご覧になることができます。

動画で紹介されている裏千家茶道で使われる道具とは?

茶道の画像
写真:茶道

裏千家茶道では茶碗のほか、茶筅や柄杓、茶杓、水指、建水、蓋置、茶巾などの道具を使います。
茶碗は膝前に、風炉は火窓を正面にして置きます。
裏千家では茶器を取り扱うときに用いられる布の女性の袱紗(ふくさ)は赤または朱無地、男性は紫無地を使います。

ほかにも茶道には丁寧な所作の方法の四ヶ伝(四カ伝)など、道具の意味や扱いの手順に細かい作法があります。

薄茶の動画で紹介されている裏千家(うらせんけ)とは?

裏千家は茶道の家元の1つです。
裏千家の名称は、千利休からの家督を継いだ本家の表千家(不審菴)に対し、今日庵が通りからみて裏にある意から、裏千家と名付けられています。

裏千家や表千家、そしてほかの流派では薄茶や濃茶の作法や順序に細かい違いがあります。
家元では立礼や初釜などのイベントが行われるので、参加や見学をしてみるとよいでしょう。

裏千家の薄茶やお菓子の作法を紹介する動画のまとめ

茶道の画像
写真:茶道

ご紹介した動画には、裏千家の薄茶の飲み方やお菓子のいただき方が分かりやすく紹介されています。
茶道は難しそうに思えますが、作法の覚え方にはポイントがあるので、体験してみれば意外と気軽に楽しめるものです。

茶道のお稽古教室は日本全国にあるので、興味のある方はぜひホームページなどをチェックしてお近くの教室を探し、作法を習って許状を取得してみましょう。

【公式ホームページ】裏千家ホームページ
http://www.urasenke.or.jp/index2.php

この記事を書いた人
最終更新日 : 2021年11月25日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!
茶道「裏千家」では、薄茶のいただき方だけでなくお菓子の取り方にも細かい決まりが!数百年の伝統をもつ茶道の「おもてなし」を体験して日本の和の心に触れる!
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