黄金色に輝く海賊船「QUEENASHINOKO」とは?
今回ご紹介するのは「箱根海賊船 Hakone Sightseeing Cruise【公式】」が公開した、箱根一広大な湖として知られる芦ノ湖に就航した3番目の海賊船「クイーン芦ノ湖」の製造過程動画「クイーン芦ノ湖ができるまで」です。
箱根といえば東日本を代表する温泉リゾート地で、一年を通じて多くの観光客が訪れます。
しかし、箱根の魅力は温泉だけではないのです。
芦ノ湖クルージングも箱根観光の大きな目玉の一つで、動画で紹介されているように2019年には3船目となる海賊船クイーン芦ノ湖号が就航しました。
黄金色に輝く船体をもち、木材素材をふんだんに使用した豪華でクラシックな船内装飾デザインが話題を呼び、早くも大人気を博しています。
その美しい船体の姿は動画の4:57からの就航式でのシーンでご覧になれます。
クイーン芦ノ湖号は海賊船に由来していますが、「戦う船から平和を祈る船へ…」がコンセプトであり、船首にはルーブル美術館に展示されているサモトラケのニケを模した女性像が配置され、ラグジュアリーで優美さを湛えた観光船として設計されました。
海賊船としてのクラシカルなデザインを生かすために基本設計はドーンデザイン研究所に依頼、動画の0:35からご覧になれるインダストリアルデザイナーを務めた水戸岡鋭治氏はお客様の視点に立ち、楽しさと心地良さ、そして高級感を追求することにこだわったと語っています。
意外!?海賊船の作り方と搬送方法について
造船所というのは基本的に海のそばにあるものです。
クイーン芦ノ湖のように箱根の山あいにある湖を遊覧する船も実は海に近い造船所で製造されます。
実際にクイーン芦ノ湖号は神奈川県の横浜鶴見にある造船工場で製造されました。
しかし、クイーン芦ノ湖号のような巨大な船をどうやって、箱根まで運んだのでしょう?
実は骨組みや外装などの基本的な製造は造船所で行い、その後、船体を10個のブロックに分解して陸路で箱根まで運んだのです。
クイーン芦ノ湖号を箱根まで搬送する模様は動画の1:30頃からご覧になることができます。
大きなトレーラーで箱根に運ばれたクイーン芦ノ湖号はオーナー会社のドッグで組み上げられ、仕上げの塗装や内装工事が行われ、いよいよ完成となります。
実際の組み上げる貴重な作業工程は動画の2:37頃から紹介されています。
ゴールドに輝く塗装など全ての工程が造船のスペシャリストたちによって行なわれているのがよくわかりますね。
内装に使用した木材に施された意匠はコンピューターでデザインし、レーザー彫刻が施されているため、とても綺麗な仕上がりです。
このようなCGを駆使したレーザー彫刻が施された遊覧船はクイーン芦ノ湖号が日本で最初の船なのですよ。
2019年4月いよいよ進水式!
船を見るとき一番ワクワクする瞬間が進水式と就航式ではないでしょうか?
ピカピカの新型船が桃源台港から入水する瞬間は動画の4:00頃からご覧になれ、こちらに次いで行われた就航式では多くの人に祝われながら実際に乗客を乗せて船出の時を迎える模様が映し出されています。
クイーン芦ノ湖号紹介まとめ
写真:芦ノ湖からの真っ白な富士山
箱根海賊船(ロワイヤルII、ビクトリー、クイーン芦ノ湖)のツアーコースは箱根町港→元箱根港(箱根神社)→桃源台港→箱根町港を巡るおよそ1時間の船旅です。
特別船室から眺める芦ノ湖の雄大な景色はきっとインスタ映えすることでしょう。
箱根海賊船の公式ホームページでは各海賊船のギャラリー、料金、時刻表、交通アクセス、グッズ、イベントなどの情報が掲載されています。
ツアーに参加するには事前予約が必要ですので、そちらも公式サイトでご確認ください。
【公式ホームページ】クイーン芦ノ湖|海賊船のご紹介|箱根海賊船
https://www.hakone-kankosen.co.jp/recommend/queen.php
【トリップアドバイザー】箱根海賊船
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298171-d319908-Reviews-Hakone_Sightseeing_Cruise-Hakone_machi_Ashigarashimo_gun_Kanagawa_Prefecture_Kanto.html
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