絶滅危惧種の二ホンライチョウの映像を見られる動画について
「やまっちchannel」が制作する、「絶滅危惧種 雷鳥 登山で出会った貴重なニホンライチョウ動画 特集 【4K】」は、トキやタンチョウと共に国の特別天然記念物に指定されている野生の二ホンライチョウの映像をご覧になれる動画です。
地球温暖化の影響で日本全国の個体数が推定1,500羽まで減ってしまった絶滅危惧種の二ホンライチョウ。
こちらの動画は、撮影者が登山中に見かけた二ホンライチョウの映像を編集したもので、様々な二ホンライチョウの可愛らしい姿を見られますよ。
こちらの記事では、絶滅危惧種の二ホンライチョウについて紹介します。
絶滅危惧種の二ホンライチョウとは?二ホンライチョウの生態を紹介
写真:立山のライチョウ(オス)
氷河期の生き残りと言われる絶滅危惧種の二ホンライチョウは、キジ目キジ科ライチョウ属の鳥類です。
日本に生息する亜種ライチョウはとても可愛らしく人懐っこい姿をしているので、登山客に愛されています。
蛙のような鳴き声をしているのも特徴です。
こちらの動画では0:14より南アルプス仙丈ケ岳の野生の二ホンライチョウ、1:38からは北アルプス燕岳の二ホンライチョウ、2:09からは北アルプス蝶ケ岳の二ホンライチョウ、2:04からは北アルプス常念岳の二ホンライチョウをご覧になることができます。
絶滅危惧種である二ホンライチョウのヒナの背丈は6cmほど。
成鳥になると大きさが約37cmで、体重が400~600g程度です。
6月初旬から中旬ごろにかけて産卵します。
羽毛の色が季節によって変化するのもライチョウの特徴で、夏は褐色、冬は純白に変化します。
富山県・長野県・岐阜県の県鳥となっています。
写真:北アルプス
二ホンライチョウは、標高2,400メートルの厳しい環境で生息します。
気温が高い季節には高山帯で生活していますが、気温が低下し冬になると亜高山帯へ生活の場所を変えます。
日本全国の二ホンライチョウの生息数は、1980年代までは3,000~4,000羽と推測されていました。
ただ、現在は1,500羽まで減少しています。
二ホンライチョウの生息数が減ってしまったのは、地球温暖化の影響です。
温暖化により二ホンライチョウの餌となるハイマツが減ってしまったことが原因だと言われています。
二ホンライチョウの保全のために、二ホンライチョウの生息地域で外敵からの保護や、動物園での飼育など、さまざまな対策がなされています。
この貴重な二ホンライチョウは2019年より上野動物園で公開されています。
絶滅危惧種のライチョウの生息場所
写真:立山連峰と雷鳥
ライチョウ科の鳥は、世界に6属17種が生息しています。
北アメリカとユーラシア大陸の北極海沿岸や、ヨーロッパ、アジアの高山帯に分布しています。
日本では本州中部地方の高山帯に生息し、多くの目撃情報があります。
こちらの動画では、南アルプス仙丈ケ岳、北アルプス燕岳、北アルプス蝶ケ岳、北アルプス常念岳で発見された野生のライチョウを見ることができます。
この北アルプスがある長野県には雷鳥をイメージしたお菓子を販売している雷鳥の里本舗があります。
なお北海道には、エゾライチョウ属のエゾライチョウが生息します。
絶滅危惧種のライチョウの記事のまとめ
「やまっちchannel」が制作した、「絶滅危惧種 雷鳥 登山で出会った貴重なニホンライチョウ動画 特集 【4K】」は、絶滅危惧種である貴重な自然の二ホンライチョウの映像がご覧になれる動画です。
日本各所で見つかった二ホンライチョウの映像が短くまとまっており、動物好きな人には必見の動画になっています。
可愛らしい二ホンライチョウの姿に心癒されるはずですよ。
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