東京都杉並区の学校給食ができるまでを紹介する動画について
こちらの動画は、「杉並区公式チャンネル」が制作した『杉並区の学校給食~おいしい給食ができるまで~』です。
東京都杉並区の給食室の1日を、給食調理員へのインタビューや楽しいクイズを交えて紹介しています。
学校給食とは、学校で一斉に子どもたちに提供される食事のことです。
給食は子どもの栄養摂取や健康維持、正しい食習慣を養うだけでなく、地域の食材への知識、食文化の継承、食育など多くの目的の上に成り立っています。
こちらの動画では、東京都杉並区の安全安心な栄養バランスの取れた、手作りのおいしい給食ができるまでを詳しく紹介しています。
通常は給食調理員しか入ることのできない給食室を動画で覗いてみましょう。
給食の作り方、レシピなど今まで知らなかった給食の裏側をご堪能ください。
学校給食ができあがるまでの裏側を紹介
ここでは動画に沿って、学校給食にかかわる内容を順番にご紹介します。
1. 献立作成(動画 0:39 ~)
教育委員会の栄養士と、各学校の栄養士が、栄養バランスや季節にあわせた毎月の標準献立(メニュー)を作り、各学校で特色合わせ調整がおこなわれます。
2. 身支度・手洗い(動画 1:10 ~)
給食調理員は清潔な白衣着用し、ほこりや髪の毛を持ち込まないようローラーがけをします。
そのあと丁寧に手洗いをおこないます。
3. 清掃(動画 2:01 ~)
給食を作る前に作業台などを消毒します。
これで給食を作る準備が完了します。
4. 検収(動画 2:14 ~)
近隣の業者から納品されてくる給食の材料となる野菜・肉・魚などの食材を、専用のエプロンをつけた担当者が立ち会い受け取ります。
食材は、万が一食中毒がおこったときに原因を特定できるように50グラムずつ冷凍保存されます。
食材は納品された器から給食室専用の綺麗な容器に入れ替えられます。
給食室内に土や汚れを持ち込まないように野菜はヘタや根っこが切り落とされます。
5. 下処理(動画 3:25 ~)
野菜は流水で3回以上洗い、調味料は計りラップして献立や調味料の名前を書いて間違えないようにしています。
肉や魚を触る場合は専用のエプロンをつけ、必ず使い捨ての手袋を着用します。
卵を割るときは1個ずつ小さい容器に入れ殻や血液が入っていないか確認してから大きな器に移動します。
4:25からはクイズもご覧になれます。
是非チャレンジしてみてください!
6. 調理(動画 5:06 ~)
杉並区では大量の野菜もひとつひとつ手で切っていきます。
手で切ることにより野菜の美味しさが引き出されます。
御飯も学校で炊飯し、炊き立てが提供されます。
ひと釜で80人前が炊き上がります。
5:52、7:28からは2つめのクイズがありますよ!
揚げパンや大量のカレーを作るうえで欠かせない機器の問題です!
ハンバーグや魚は一個ずつ調理され、焼くだけではなく、蒸したり、蒸し焼きにしたりと様々な調理ができるスチームコンベクションオーブンを使用します。
食材はすべて加熱処理されます。
7. アレルギーチェック(動画 8:39~)
食物アレルギーのある子どもにはアレルギー対応食を提供します。
間違いがないよう細心の注意やチェックがおこなわれています。
8. 検食(動画 9:11 ~)
給食提供の30分前に校長先生による検食があり、異物や調理、味、量などのチェックをします。
9. 配缶(動画 9:46 ~)
クラスの人数分を計量して配缶します。
10. 給食の時間(動画 10:14 ~)
配膳車にセットされた給食を子どもたちが取りに行きいよいよ給食の時間です。
完成した給食の映像は10:29から紹介されます。
11. 洗浄(動画 10:55 ~)
給食終了後は食器洗浄機で食器の洗浄をしたあと、熱風消毒保管庫に入れられます。
東京都杉並区の学校給食ができるまでのまとめ
学校給食がどのようにして作られているのかをご紹介しました。
11:20からは給食調理員さんへのインタビューもあり、日頃、調理員さんが大切にしていることや気をつけていることなどを知ることができます。
皆さんは給食のメニューでは何が好きでしたか?パン?ご飯類?麺類?
歴史のある日本の学校給食の現在の様子を、動画で確認してみましょう!
懐かしい気分になりますよ。
【公式ホームページ】学校給食|杉並区公式ホームページ
https://www.city.suginami.tokyo.jp/kyouiku/gakko/1007751.html
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