日本遺産にも認定された、北海道江差町とは
今回は「北海道江差町追分観光課」が作成した「北海道江差町 観光PR動画(日本遺産)」の動画をご紹介します。
北海道檜山郡江差町(えさしちょう)は、北海道で初めて日本遺産に認定された風光明媚なスポットです。
江差町は北海道の日本海側に面した、人口は7,561人(※2019年5月時点)町で、江戸時代にはニシンの取引で栄え、北海道文化発祥の地といわれています。
若干29歳の若さで当選した江差町長は、日本一若い町長として2014年に話題になりました。
こちらの動画では北海道江差町の魅力を約3分間に凝縮して紹介しています。
北海道江差町の自然、そして歴史をお楽しみください。
動画で紹介されている「江差のニシン」とは?
雄大な海に囲まれた北海道江差町は、動画の0:26から紹介されているように、江戸時代にはニシンの取引で栄えました。当時、ニシンは良質な肥料として重要な資源でした。
特に、ニシンの旬である5月には大量のニシンが水揚げされ、これを買い求めるために江戸や大坂からも船が押し寄せました。
ニシンの買い付けで賑わう様子は「江差の5月は江戸にもない」といわれたほど。
動画の0:51からご覧になれるように、当時の繁栄を伝える商家の建物の蔵の中には当時の品が多く残され、ニシン取引の熱気を感じることができます。
現在でも江差町では、ご当地グルメとしてニシンそばが人気を集めます。
動画で紹介されている北海道江差町の観光名所をご紹介!
ニシン漁の時期に北前船と呼ばれる船が停泊した、かもめ島には、船乗りが海運祈願をした厳島神社や、不思議な形の瓶子岩(へいしいわ)があります。
ニシン(鰊)が不漁続きで飢餓に至った時、神水を海に注いだところ、たちまち海にニシンの群来が現れた「ニシン伝説」のある瓶子岩では毎年7月に大きなしめ縄を掛け替える儀式が行われます。
こちらは動画の1:27よりご覧になれます。
江差の港を見下ろすように建つ姥神大神宮は、北海道最古の祭礼といわれる夏の例大祭の姥神大神宮渡御祭が行われることで有名。
江差のお祭りでは、動画の2:01から紹介されている、ニシンの漁の歌として有名な「ソーラン節」、「北海盆歌」と並び北海道を代表する、江戸時代から歌い継がれている歌「江差追分」が演奏されます。江戸時代への郷愁を誘う、民謡の王様と言われています。
勇壮な山車が出て御囃子で賑わう夏祭りに合わせて江差町を訪れてみましょう。
北海道江差町で見ておきたい観光スポットは?
写真:江差いにしえ街道(旧中村家住宅付近)
北海道江差町には社寺や町屋などの歴史的建造物、旧跡が数多く残っています。
いにしえ街道と呼ばれる海辺の観光ルートを歩き、旧跡に立ち寄ってみましょう。
旧中村家住宅や横山家、旧檜山爾志郡役所は、古き良き日本の風情が残る魅力的なスポット。
江差町文化会館や江差町会所会館、江差追分会館・江差山車会館、江差町郷土資料館で江差町の歴史を探るのもおすすめです。
かもめ島周辺には、幕末に幕府海軍に所属していた開陽丸と呼ばれるオランダ製軍艦もあります。
天気が良ければインスタ映えする、海に囲まれた大自然の絶景もご覧になれます。
北海道江差町の観光動画まとめ
写真:魚の群れ
動画でもご紹介されているように、北海道江差町には昔ながらの漁や祭礼、歴史を感じられる観光名所がたくさんあります。
まずは動画をご覧になって北海道江差町の魅力を堪能してください!
動画の2:36からご覧になれるように、2017年には104年ぶりにニシンの群来(くき)が現れ、新しい光が、また江差町に差し始めました。
北海道の穴場的名所である江差町は、函館から車やバスで利用した交通アクセスができるのが魅力的。
函館エリアと合わせて、ぜひ江差町の観光旅行を楽しんでみましょう。
また、この動画を見て、北海道江差町に興味を持たれた方は、ふるさと納税のお礼の品もぜひご覧ください。江差町で水揚げされたズワイガニ、幻のエビと呼ばれるガサエビなど、江差町ならではの魅力ある商品がいっぱいあります。
【公式ホームページ】北海道江差町 町役場ホームページ
https://www.hokkaido-esashi.jp/
【トリップアドバイザー】江差町
https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g1120309-Esashi_cho_Hiyama_gun_Hokkaido-Vacations.html
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