秋田県青森県 十和田湖と八甲田連峰
秋田県側の発荷峠展望台から、十和田湖と青森県八甲田連峰の展望です。
あちらこちらで桜が満開、若しくは花びらが舞い散っていますが、十和田湖周辺はまだ早春。路肩の雪が冷気を漂わせています。
天気の良い日、空の青さと湖面の青さに、残雪の八甲田山の峰の白さが鮮やかに見えました。
青森県 弘前公園の桜
コロナ禍で、弘前城のお花見は、一方通行立ち止り禁止の多い、例年と違うお花見となりました。
岩手県 御所ダムの桜並木
岩手山をバックにした小岩井農場の一本桜を撮影したいと出掛けましたが、あいにく一本桜は開花したばかりで、岩手山も山と空の温度差から姿を見せてくれませんでした。
通りがかった御所ダムの桜並木が見事だったので立ち寄りました。
雲の切れ間から差込む日射しに桜木立が輝くように見えたのが印象的でした。
青森県鶴田町、鶴の舞橋
鶴の舞橋のある津軽富士見湖には、600年前の悲恋物語があります。
当時の清水城城主間山之守は、狩りの途中に立ち寄った家で出会った白山姫と恋仲になります。丈なす黒髪に色白の姫の容姿は白百合のようであったと伝えられています。しかし、城主は、ある豪農から紹介された琴姫に心変わりし結婚してしまいます。これを知った白山姫は大溜池に身を投げ、その遺恨は白竜となって城主を呪います。そして、城主もまたこの溜池に身を投げたということです。
村人達の供養により、今では、この大溜池は津軽新田の水源地となり豊かな恵みをもたすようになったということです。
秋田県八郎潟の"桜と菜の花ロード"
八郎潟は、先の大戦後の食糧不足解消を目的に、1977年3月、20余年の干拓工事の後に、17,239haの"希望の大地"として生まれ変わりました。
1984年、村の創立20周年記念として村民が3年で3,000本の桜を、また、50周年記念では1,000本の桜を植栽。菜の花は地元ボランティアによって植栽されたとのことです。
約11kmにわたる染井吉野、八重桜、紅山桜と菜の花ロードの圧巻に “感謝” !!
晴天に誘われて、山形市の霞城公園に桜を見に訪れました。桜は盛を過ぎ散り始めていました。
城の石垣の上を歩いていると、只々穏やかな桜吹雪の中、凛とした射的の音がしていました。矢が弓を放れる音、的を射る音がなんとも心地良く響いていました。
(ご本人の了承を得て投稿しています。射形はまだまだですと謙遜されていました。)
山形市唐松観音堂は、日本一の芋煮会で有名な馬見ヶ崎川の上流にあります。
1661年当時の城主松平忠弘公により建立されました。本尊の観音様は弘法大師の作と言われ、お堂は京都清水寺を模した懸造りとなっています。
この観音様は、清水観音のお告げに従い、炭焼き籐太に嫁いできた豊丸姫が持参したものと言い伝えられています。奥州藤原氏の黄金文化を背景として、炭焼籐太伝説や二代目金売吉次伝説、姫が源義経を招いたとする伝説もあり、昔話に趣を感じさせられるものでした。
染井吉野は七、八十年の命。宮城県涌谷町では25年前に「桜の回廊」プロジェクトを立上げ、経済成長や河川改修で失われた桜並木を復活させました。
涌谷伊達家の居城涌谷城と江合川沿いの約1キロ程の小さな並木ですが、春の時期だけこの桜のトンネルが現れ、近隣の人びとがお花見を楽しんでいます。
福島県三春町の瀧桜は、日本三大桜のひとつ。桜として初めて国の天然記念物に指定された名木です。
樹齢は1,000年を超えると言われる紅枝垂桜の老木ですが、満開の花を咲かせた様は、正に重層に流れ落ちる滝のように見えました。
訪れた日は、地元の人も最高の条件と言う程で、青空と鮮やかな菜の花の色と満開の桜は、春爛漫を満喫させるものでした。
「都まで、音に聞こえし、瀧桜、いろ香を誘え、花の春風」と詠まれたとのことです。
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Hiroaki Okuyama
誤譯報告
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